Last Updated on 3年 by 鳥やん
そろそろ夜が寒くなってきました。俺もつい寒暖差に負けて体調を崩してしまった。
もうそろそろ冬の寒さに備えて、温かい布団を用意する必要がある。先日は『Nウォーム掛ふとん』のオススメを紹介した。
布団にはもう一つ選択肢がある。それは羽毛布団。今回はニトリの羽毛布団の特長と選び方、オススメの商品を紹介していきたい。
ニトリの羽毛布団がオススメな理由
:コスパが鬼・前代未聞の軽さ
俺が調べた限りだが、ニトリ・無印・イオンを比較すると、同等スペックの商品ならニトリが圧倒的に安い。
一例を挙げると『ダックダウン85%、ダウンパワー330、立体キルト加工』のスペックが全く同じ商品がイオンだと19,800円のところ、ニトリだと11,900円だ。もう一度いうが、同等のスペックでこの値段差がある。
『羽毛布団は高ければ高いほど良いものだ』と言われているが、同じスペックであれば値段が安いほうが良いに決まっている。こういう風にネットでレビューされる世の中だからこそ、『高くて悪いもの(詐欺商品)』は駆逐されてしまい、今は『良いものをいかに安く提供するか』でしのぎを削る世界だからだ。
だから俺はニトリの商品を選んでいる。
また、ニトリのカルフワ羽毛掛ふとんはとんでもなく軽い。掛けてないのかと思うくらい軽い。冬は布団がどんどん多くなって身体に負担がかかる。だから少しでも軽い布団を使うのが大事だ。
イオンや無印と比較検討する人はコチラから

ニトリの羽毛布団の簡単な選び方!温かさレベルで決めろ
ニトリの布団には羽毛布団に関わらず『温かさレベル』が設定されている。ニトリネットでも見られる。ココではそれを参考に選び方の指標にしていこう。
ニトリの羽毛布団レベルを最大の6で買うか5で買うか悩むー…
— ももも (@momomo_pig) September 27, 2021
金額はかなり近くなるけど、重い中綿はやめたいんじゃ😭姉の家に住んでた時は暖かい家だったから真冬でも毛布一枚で事足りたんだけどね…いやこれは激さむを回避で6にしよう。そうしよう。
羽毛布団には『ダウンの種類』『ダウン比率』『縫製』など様々な違いがあるが、この温かさレベルが高ければ高いほど、その違いも良いものになっていく。
だから、究極は温かさレベルだけ見ておけば良い。
(細かな違いはあとの方で解説するよ)
目安の室温 | オススメの使用環境 | |
温かさレベル1 | 20~30℃ | 夏場、冷房を使わない |
温かさレベル2 | 20~30℃ | 夏場、冷房を使う |
温かさレベル3 | 10~20℃ | 冬場、暖房を使うまたは暑がりの人 |
温かさレベル4 | 10~20℃ | 冬場、暖房を使わない人 |
温かさレベル5 | 5~10℃ | 暖房は使う、寒がりもしくは室温が低め |
温かさレベル6 | 5~10℃ | 真冬にも毛布や暖房を使わない人 |
『オススメの使用環境』の中で自分が当てはまる物を買えば、大丈夫だ。
当てはまるものがあったけど値段が高すぎる・・・など懸念点があるのであれば温かさレベルを落として毛布と併用する、暖房や電気毛布を使用するなどの買い方が必要になる。
オススメ№1:カルフワ羽毛布団スタンダード ¥14900 温かさレベル5
俺の様な単身一人暮らしだと高い羽毛布団を買う勇気は出ない。その中でも比較的安価に買える価格帯はこれが限界だと思う。少なくとも俺は、ちょっと迷う。
こいつは羽毛布団の快適さをきちんと知れる程度の機能も持っているが、比較的安価なのでオススメ。
そして、値段の安さにも関わらず『長く使える為の機能』が満載だ。
まず洗濯機で洗える。家庭でメンテナンスができるから『汚くなってきたしそろそろ買い換えよう・・・』となることがない。
防ダニ・制菌・抗菌・消臭可能もついているからそもそもメンテナンスの頻度も少なくてもいいのだ。
これは人による話ではあるが、社会人の一人暮らしとか、共働きの夫婦とかだと家事に割く時間が少ない。俺はかなりズボラな方なので、洗ったり干したりが嫌いだ。だからこういう風に加工がされている物を買うことで快適に使い続けることができるんだ。
温かさレベルは5!
真冬の室温が5℃くらいまでで、事前に暖房をつけておいたり、薄手の毛布などを併用することによって真冬でも快適に使うことができる。
流石に室温がマイナスになる地域などでは温かさが足りないですが・・・。
オススメ№2:カルフワ羽毛ふとんセレクト ¥29900 温かさレベル5
同じ温かさレベル5なのに値段が15000円も高い。この違いはダウンの種類とダウンの比率だ。さっき紹介したものがダック(アヒル)の羽毛だったのに対して、この羽毛布団はグース(ガチョウ)の羽毛を使っている。
アヒルとガチョウだとガチョウの方が大きい。だから羽毛のボールも大きくなる。それが大きければ大きいほど、空気を含む量が増えるから温かさが増すというわけだ。
また、元々の鳥の羽根が大きい分ヘタリにくい。
明確な機能の差は『防カビ加工』夏の間は押入れにしまって、何年にも渡って使うことを想定された商品。
5年使えば年額6000円だ。それに耐えるだけの衛生対策が施されている。
ヘタりにくさと、防カビ加工があるから、お金に余裕のある人はこっちの羽毛布団を買ったほうが長期的に見れば良い。
温かさレベルは5!(さっきと同じ)
真冬の室温が5℃くらいまでで、事前に暖房をつけておいたり、薄手の毛布などを併用することによって真冬でも快適に使うことができる。
流石に室温がマイナスになる地域などでは温かさが足りないですが・・・。
オススメ№3:カルフワ羽毛布団プレミアム ¥39900 温かさレベル6
更に値段が上がってしまうが、単身一人暮らしでどれだけ手を伸ばしてもこのランクが最高だと思う。なぜなら結婚等のライフイベントの変化によって寝具はまるごと取り替える機会が来る。
その時までに10年はかからないだろう。だから、そこまで高いお金を払うと逆にコスパが悪くなってしまうと俺は思う。
本当に良いものを買うときは、一生を過ごす家族や一生住む家などが決まる時で良い。
この羽毛布団は2位のセレクトと同じグースの羽毛だ。だが、更に大きくてダウンパワーが高いホワイトグースの羽毛を使用している。
それに加えて縫製の方法も『完全2層式』というひと味違った縫製方法だ。後で詳しく解説するが、この縫製方法を取ることにより布団の分厚さが均一に保たれ、空気の層がより厚くなるので温かさが保たれやすいのだ。
温かさレベルは6!
真冬の室温が5℃くらいまでなら毛布や暖房が無しでも温かく過ごせる。
日本なら東北や北陸を除いた本州であれば温かく過ごせるだろう。
もちろん部屋の冷え込み具合によっても変わるんだけど。
羽毛の種類や縫製方法で何が変わる?
ここまでは分かりやすく紹介するためにおすすめ順に紹介して、詳しい機能説明などは避けてきた。もっと詳しく、自分で理解して選びたい人の為に羽毛布団の温かさが変わる理由を解説する。
そもそも羽毛布団の温かさの秘密とは?
羽毛布団の違いを説明するために知っておくべきことは『なぜ羽毛布団は温かいのか』というところだ。この温かさの秘密はたった一つ。たった一つを可能な限り高めるために羽根の種類や縫製の種類など様々な手法を使って羽毛布団は作られているんだ。
そのたった一つとは・・・
『空気の層で寒さをブロック!』だ。
布団の中の空気は体温で温められる。だが、布団の外は寒い空気が充満している。そこから体温で温まった空気の熱がどんどん奪われてしまうんだ。
それはアヒルやガチョウも同じ。だから彼らはフワフワの羽根の間に空気を含ませ、外気の冷たい空気と遮断することで体温を保っているんだ。
だからこれから紹介する鳥の種類の違いや、縫製の方法の違いもすべてこの『空気の層』の厚みを高めたり、薄くなりにくくする為に使われている。
羽毛布団のダウンの違いはなんなのか?
羽毛布団のダウンには様々な種類がある。大きく分けると2種類で『ダックダウン』と『グースダウン』だ。
ダックはアヒル、グースはガチョウだ。その違いは大きさだ。ガチョウのほうがデカイ鳥だ。だからその羽根も大きくなる。



こんな感じでこじんまりした奴と、ドーンと大きいのが違い。
大きさが大きいグースの方が大きくて丸いダウンボールが取れるんだ。
だから羽毛布団やダウンジャケットはグースの方が高級品とされる。
さらに細かく分けるなら、寒い地域や寒暖差がある地域に住んでいる鳥の方が保温性能が高い。だから、シベリア産やハンガリー、ポーランド産が高級品で、手軽なものだとウクライナ産や中国産が多くなる。
ちなみに羽毛布団のふんわり感とか空気含む率を図る規格として『ダウンパワー』というものがある。これはJIS(日本産業)規格という日本共通の規格。
色々なお店の製品を比較するときはこのダウンパワーを参考にすれば共通の基準の中で公平に比較することができる。
立体キルト加工とか完全二層式の縫製ってなに?
羽毛布団の値段が変わる要素はもう一つある。
それが側生地の縫製方法。
これも、空気の層を作るための技術だ。
例えばこの様に羽毛をただ生地の中に入れるだけだと、羽毛が偏ったりしてしまうリスクが有る。そうすると空気の層がなくなり、温かい布団にはならない。



だから羽毛布団は進化の過程で生地を縫い合わせ、中に小部屋を沢山作ることでずれにくく、立体的にふんわりとする様に加工された。こんな感じ。
これが立体キルト加工。大げさな作図だけど。



こういう部屋をたくさん作ることで、ずれにくく、荷重が分散されるので羽毛がつぶれにくいんだ。
でもこの加工の弱点は『縫い目の部分が薄くなる』空気の層が薄くなるのは羽毛布団にとって大きなデメリットとなる。だから更にレベルを高める縫製をするとこんな感じ。
完全二層式



縫い目をずらす事で、羽毛が詰まっていない部分がなくなる。この加工はより空気の層を増やし、温かさを増す。
もしも、他のお店の商品とも比較検討してみたい人はぜひとも羽毛の違いと縫製の違いも頭に入れて比較してみると選びやすいだろう。
同じ加工で同じ羽根なら安いものを選べばいい。同じ位の値段で悩んだとき、実は縫製のレベルはこっちのほうが高いじゃないか!ということに気がつけるかもしれない。
羽毛布団を買い換える予定?クリーニングで復活出来るかも!
とは言え羽毛布団は高い。もしも、躊躇しているならば、今使っている布団を復活させることもオススメだ。
オススメなのがイオングループの『カジタク』というサービスだ。これで布団の汚れもダニも除去し、ふかふかの状態まで戻してくれるのだ。



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