【2025年】Kindle Unlimitedで読めるオススメ小説

Kindle PaperWhiteを購入してアンリミテッドでガンガン読み放題を活用している。

小説に関しても有名どころ・名作が多数ラインナップされているので是非入会して読書しまくって欲しい。

Kindle Unlimited

目次

【澤村伊智】ぼぎわんが、来る【ホラー】

初出でホラー大賞を取ったという名作。

俺は寝る前に読んで死ぬほど怖い悪夢を見るくらい怖いホラー小説だった。

「ぼぎわんが、来る』のあらすじ

幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。

それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。

正体不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。

一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのだろうか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。

真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。

怪談・都市伝説・民俗学――さまざまな要素を孕んだ空前絶後のノンストップ・ホラー!!

『ぼぎわんが、来る』の個人的読みどころ

ホラーとしてちゃんと怖い事に加えて面白かったポイントは多数ある。

一つには『ぼぎわん』とはなんぞやと言う謎をしっかりと紐解いてくれる所。

ぼぎわんの正体を納得が行く形で明らかにして物語が終わる。スッキリ感がある。

それから、視点が切り替わる事で登場人物の主観が全て見られ、本人の視点でないと分からない感情もなぞる事が出来るからホラー・ミステリのみならずエモーショナルな部分も感じられるのが小説として読んでいて楽しいところだった。

映画や漫画じゃ感じられない読書の良さを感じられる。

とりやん

お世辞抜きで睡眠時間を削って読む羽目になった、これがノンストップ・ホラー!!

続編もほとんどアンリミテッドで読めるので読んでほしい

睡眠を削りに削って読みました。

【貴志祐介】天使の囀り【社会派SF】

SFと行ってもUFOとか宇宙とか出てくるわけではない、アマゾンの奥地に行った恋人が『天使の囀りが聞こえる』と言い出してから謎の死を遂げた事について、天使の囀りとはなんの現象なのかを紐解いていくミステリ。

ネタバレにならない範囲で言うと生物学という科学の分野を扱っていると言う点で『SF(サイエンス・フィクション)』なのだ

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『天使の囀り』のあらすじ

北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。

さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。

アマゾンでいったい何が起きたのか?

高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 

前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。

『天使の囀り』の読みどころ

こちらも様々な登場人物の視点で物語が進む。

感情移入したキャラクターの運命を辿れる。『天使の囀り』現象に苛まれる主人公の視点を読んだ時は本当に気分が悪くなるくらい怖かった。若干のグロ描写があることだけは注意。

天使の囀りと言う現象に対してもしっかり根拠づけがあり種明かしがされているので読了感は良い。

ストーリー上は後味の悪さもあるので、暗い気分を疑似体験したい人には是非読んでもらいたい。

【道尾秀介】カラスの親指【ほのぼのサスペンス】

サスペンスっぽいのに読み終わったあとは心がほんわかする一作。

続編も読んでみたい!そう思った。登場人物全員好きになっちゃう感じ。

とりやん

驚きもある結末で、ミステリ好きでも楽しめる。

『カラスの親指』のあらすじ

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。

やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。

各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは? 

息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに! 

最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。(講談社文庫)

『カラスの親指』の読みどころ

俺は詐欺師がテーマの作品がそもそも好きなんだよな。絶対に予想を裏切ってくれるから。

それに、主人公になる詐欺師って優しい人が多いんだよな。

この作品も例に漏れず、主人公は人の心を持っている。それが負い目だったとしても、自分の生き方をどんなに呪っていても、他人に優しくすることが出来る主人公は好きだ。

物語の結末についてあまり触れるべきものでは無いと思うが、あっという驚きがあり、なおかつ悲しい気持ちにはならない。

心がほかほかする。こいつらのその先をもっと読みたいなと思えるような作品だ。

ここまでホラーとかばっかり紹介してきたけど、ちょっとドキドキ・ワクワク・ほんわかしたい人はこの作品をまずは手に取ってみて欲しい。

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